「最も無駄な一日とは、一度も笑わなかった日のことである。」
(セバスチャン・チャムフォート)
時計は11時を指していた・・
二人はラーメンを食べ終えて一息ついている、ひとっ走りした後の
ラーメンの味は格別だった
当時の僕はカプセルホテル等を転々としていた根無し草でした
もうこの時間では予約も不可能なのでレナと別れたらそのまま雀荘へ
直行して朝まで打とうと考えていた・・
まぁ少し時間が早いからもう一軒くらいお酒を飲みに行くのかも知れ
ない・・レナは酒が強いのだろうか・・
そんな事を考えていると
「よぉ~し、じゃ次に行こぅ♪」
レナはそう言って立ち上がった
僕はお金を払いにレジに行ったのだが・・
「いいよいいよ、今日はレナちゃんに彼氏が出来たんだからタダに
しとくよ!」
「あ、いや僕は・・」と言いかけた所で
「さっすがおじちゃぁん♪やっさしぃ~~」
とレナが割り込み「いこいこ♪」と僕の腕を引っ張って店の外へ連れ
出す・・
「すみません、ごちそうさまです」
・・う~む、彼氏なんかじゃないのに良いのだろうかと少し罪悪感を
感じていた、しかし反面何か妙に嬉しい気分になっていた・・(笑)
しかしレナはそんな事は意にも介さぬ様子で
「よ~し、次はあそこに行くよ~♪」
と指を差し僕をまた引っ張っていく、何となくだがレナに手を引っ張ら
れるのも慣れてきた気がする
まだ目を見てまともに話せないけど・・(汗)
どんどん先を歩くレナ・・てっきり僕は飲み屋へ行くと思っていた
しかし向かった先は・・
(続きは次回♪)
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