僕は体が硬直していた
必死で荒れそうな呼吸を抑えている
体が熱い・・
レナの髪の匂いがする・・
レナの吐息を直に感じる
レナの体温がこちらに伝わってくる
・・
・・
ただ不思議とレナの身体に手を伸ばすという思考は無かった
さっき見せたレナの悲しそうな表情がそういう考えを起こさせなかった・・
「海ちゃん・・」
レナが少し首を上げて問いかける
「海ちゃんは・・他の男の人とちょっと違うんだね・・」
他の男とは誰の事なのか・・お客さんの事なのか・・それとも元彼とか
の事なのか・・
「レナね・・寂しいんだ・・」
さっきまでの笑顔のレナはどうしてしまったんだろう・・
・・
・・
僕は無意識の内にレナの頭を撫でていた
どうしてそうしたのかは分からない・・
だけど今のレナには一番必要な事だと感じていた
「ん・・」
レナが少し声を上げる
僕はその声に驚いて慌てて手を引っ込める
「ダメ・・もっとして・・」
「は・・はい・・」
返事なんかいらないのに・・(汗)
僕はレナの頭を撫で続けた・・
僕はこの時不思議な感情が起きていた
レナを・・守らないといけない
大した事もできないくせにそういう決意をしていた・・
(続きは次回♪)
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