「これ似合ぅかな~♪」
レナが持ってきたのは・・
ちょっとレース?らしきものがついたお姫様チックな
耳だった、ちょっと派手で目立つ模様だ・・
「良いですねぇ、似合いますよ~・・でももう少しシ
ンプルなのも似合うと思いますよ(^^)」
僕はやんわりともう少し派手さの無いものを促す・・
「ん~じゃぁこれかなぁ?」
今度は少し控えめの可愛い耳を持ってくる・・うん、こ
れならば良いかな、ただでさえレナは目立つのだからこ
れ以上注目度は上げたくなかった・・(汗)
「あ、それ良いですよ!それにしましょう!」
僕は半ば強引に決め、ちゃっちゃと会計を済ます・・
「ぁは♪カイちゃんかわぃぃよ~♪」
レナがニコニコしながら僕の耳を指差す
「ありがとうございます、レナさんもその耳凄く似合っ
てますよ!」
何だかバカップルのような会話になってますね・・
「さぁレナさん、早速乗り物に行きましょうか!」
僕は意気揚々とレナを促す・・が
「ぅ~ん・・最初はゆっくり歩きたぃな・・」
あれれ、ちょっと肩透かし・・
「・・分かりました、じゃあゆっくり散歩しましょう(^^)」
「ぅん♪」
レナは僕の手を取り歩き出す・・あれれ僕の案内は・・
しかしレナはあまり意に介する事無くどことなく歩き出す
「どこ行こぅかな~♪」
・・まぁそれもレナらしいかと僕も付いて行く・・
ただ僕の練りに練ったプランは崩れ去ったわけだが・・(汗)
「うわぁ~凄ぃねカイちゃん、何だか夢の国みたぃ・・」
「そうですよ、ここは夢の国です・・どんな大人でもここ
に来ると子供の頃に戻る事ができるんですよ(^^)」
我ながら恥ずかしいセリフだ・・
「そぅなんだ~、じゃあカイちゃんもお子さまなんだ♪」
「あはは、そうですね、今日だけは・・」
今日はレナのナイト役だから子供に帰ってる場合では
無いんだけど・・
「カイちゃん、ぁれはな~に??」
レナが遠くの方を指差す
「あ、あれはビッグサンダーマウンテンですよ」
「びっくさんだぁ・・?」
「まぁ簡単に言うとジェットコースターですね~」
「ぇ~じゃあ怖ぃんだ・・」
「いや全然大丈夫ですよ、行ってみますか??」
「・・ぅぅん、もう少し歩こうよ♪」
「あ、はい・・」
レナはまずは園内を回ってみたいようだ・・最初に乗り
物に行ったほうが待ち時間が少なくて良いのだが・・
だがこの後は不思議な展開に・・
(続きは次回♪)
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