僕とレナはずっと園内を歩き回っていた
レナは時折色んな物を指差しては僕に質問してくるの
だが一向にアトラクションに入ろうとする気配が無い・・
レナは乗り物が嫌いなのだろうか・・?
「カイちゃぁん・・」
歩きながらレナが少し甘えた声で話す
「あ、はい」
「イイ匂いがする~♪」
確かに・・この匂いはアレでしょう・・
「・・おそらくポップコーンですね、食べますか??」
「ぅん!」
「じゃあレナさんはここで待ってて下さい、僕が並んで
買ってきますよ」
「ぇ~ヤダよぅ、一人にしなぃで・・」
「あ・・はい、じゃあ一緒に行きましょう(^^)」
・・
思ったより人は並んでいる、さすがの人気だ・・
「ねぇねぇカイちゃん」
「あ、はい」
「周りはカップルがいっぱぃだね~♪」
「そ、そうですね・・ここは一番のデートスポットです
からね(汗)」
「周りから見るとレナとカイちゃんもカップルに見える
のかなぁ?」
「そ、そうですね・・そうだと良いですが・・」
「じゃぁ・・こぅすれば良いのかなぁ」
そういうとレナは繋いでた手を外し僕の左腕に組むよう
な形で密着してきた(汗)
「レ、レナさん・・(汗)」
「ぇへへ、一回してみたかったんだ♪」
レナが密着したまま僕の肩に頭をくっつけてくる・・
うぅ・・レナの右胸が腕に・・や、柔らかい・・
いやいやそんな事を考えている場合では・・
こんな感じで僕の頭はテンパっていたのだが・・
「カイちゃん、順番が来たょ♪」
とレナが腕をほどいて促してくれた・・助かった・・
「あ、す、すいません・・」
ぎこちなくポップコーンを買う、おそらく汗をびっしょり
かいている僕に店員さんは驚いていただろう・・
・・
「ぅふふ、カイちゃん美味しぃね~♪」
再び僕たちはポップコーンを食べながらどことなく歩き
出す・・
しかしレナは食べるペースが異常に早い・・(汗)
普段もそうなのだがレナはかなりの大食いだ、ラーメン
屋でも2杯分はあるかというようなレナ専用のドンブリ
で食べているし、コンビニの弁当も2つはペロリと平ら
げてしまう(汗)
それでいてあの細身で抜群のスタイルなのだから、世の
女性からしたら実に羨ましい事だと思う・・
・・
少し歩いた所でふとさっきのレナが腕を組んだ時の一言が
頭に浮かんだ・・
「ぇへへ、一回してみたかったんだ♪」
一回してみたかったという事は今まで一度もしていない
という事になる・・
レナほどの美貌を誇っているのなら今は風俗の仕事とは
いえ過去にそういう経験はあると思うのだが・・
少し疑問を持ちながらも歩き続ける・・
次にレナが向かった所は・・
(続きは次回♪)
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