レストランについた時は既に時計は3時を回っていた、
時が経つのは早いものです・・
「ぅふふ♪ぃぃニオイがする~♪」
レナのさっきのシリアスさはどこへ行ったのか・・もう
いつもの調子に戻っていた(汗)
時間のせいもあるのだろうがそれほど混んではいないよ
うだ、僕達はレジに並ぶ・・。
「レナさんは何を食べるんですか?」
「ん~と・・ここはカレーがたくさんぁるんだね、カツも
ハンバーグも食べたぃなぁ・・」
「じゃあ両方頼んで半分こします?」
「う~ん・・両方全部食べちゃぅ♪」
「え・・マジですか・・?」
「ぅん、あとサラダも2つ頼むの~♪それからチキンも~♪」
「わ・・わかりました・・」
僕は店員さんに注文をしようとすると
「ぁ、カイちゃん、大きいサイズもぁるんだね、そっちの
方がぃぃなぁ♪」
・・レナは正気なのだろうか・・(汗)
僕はその旨を店員さんに伝える、おそらく店員さんは4人
分のを代表して買いに来てると思っているんだろうな・・
僕は重いトレーを持って席についた、机の上には僕のも
含めて凄い量の食べ物が並んでいる
「いただきまぁ~す♪」
レナは颯爽と食べ始める、いつものように尋常じゃない
ペースである・・。
周りにいる人の視線を僕は感じていた・・それはそうだ、
こんな細身で美人の女性が山盛りのカレーを2皿も並べ
て凄いペースで食べているのだから・・(汗)
しかしレナは食べても食べても太らない体質だった、一
緒にいた期間はレナのスタイルが崩れる事は一度も無か
ったと思う・・。
「ふぁいちゃん、ふぁべなぃの~?」
レナが食べながら話す、そういえば呆気に取られてて食
べるのを忘れていた・・
・・
何時間も歩き回っていたせいか僕もかなり疲れていたよ
うだ、食事がとても美味しい・・
そう感じながらも僕はレナの言葉が気になっていた
「でもね・・レナは幸せにはなっちゃぃけないの・・」
この言葉の意味は一体何だったんだろう・・
そういえばレナとは結構長い間一緒にいるが、僕はレナ
の事をあまり知らない・・レナはあまり自分の事を話す
事が無いのだ・・。
そう考えていると何だか妙に寂しいというか、レナとの
距離感を感じてしまう自分がいた・・
「カイちゃん、どぅしたの?」
「え、あ、いや何でも無いですよ」
いつの間にかレナをぼ~っと眺めていたらしい、レナが
不思議そうに声をかけてきた
僕は曖昧に答えながらももう少しレナの事を知りたい、
距離感を縮めたいなと思い始めていた・・
「ぁ~美味しかった♪」
ハッと気づくとレナは既に食べ終えていた、何て早さだ・・
僕も慌てて残りを食べだす、ただレナの事は考えたまま・・
・・
僕は・・レナにとってどんな存在なのだろう・・
(続きは次回♪)
続きが気になる方は応援クリックお願いします!!↓↓
コメント
コメントの投稿
トラックバック
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)