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宮地 海

Author:宮地 海
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レナと離れて2日後・・



久しぶりとはとても言えないが、そう感じてしまう
再会を僕達は果たしていた。



その辺にあるレストランに入り、ひとしきり落ち着
いた所でレナが切り出す・・



「カイちゃん・・連絡遅れてゴメンね・・」



「いえいえ、知らない土地を歩くのはとても楽し
 かったですよ、全然大丈夫です。」



「ぅん、ぁりがと・・でもまたすぐに行かなく
 ちゃぃけないの・・」



「え、そうなんですか・・」



「ぅん・・やっぱり色々手続きとかがぁるみたい・・」




これは言うまでも無くユウナさんの事だろう・・




「そうですか、じゃあ僕はもう少しここに・・」



「ダメ・・カイちゃんはもう帰らなぃと・・」



「・・え??」



「だって・・カイちゃんのぉ店・・」



「あ・・」




そうだった・・レナの事に夢中になり過ぎて完全
に忘れていた・・



僕にはお店の立ち上げに協力してくれる人がいる、
しかし今回の遠征の為に数日待って下さいと伝え
ていたのだ・・確かにこれ以上時間を置く訳には
行かない・・。



「そうでした・・分かりましたレナさん、僕は
 すぐ東京に戻ります・・でもちゃんと1人で
 帰って来れますか・・??」


「ぇ・・?」




「切符とか・・新幹線は何番目のどこに乗るか
 とか・・ちょっと不安です(汗)」


「むぅーーー、レナも子供じゃ無いから大丈夫
 だよー!(笑)」



「あはは」



久しぶりにレナの笑顔を見た気がする・・



やはりレナには泣き顔より笑顔が似合う、僕は
この顔をずっと待ち望んでいた・・



やはりお母さんに出会えた事はレナにとってと
ても大きな意味を持ったに違いない・・




「じゃあレナさんが帰るまで僕が責任を持って
 家を守りますよ。」



「ぅん、ぁりがと♪ぃつ帰れるか分からなぃけ
 ど・・帰る時はカイちゃんに電話するね」



「分かりました・・じゃあ僕は早速向こうに戻
 ります、レナさんも気を付けて帰って来て下
 さいね」



「はぁい」



「帰ったら・・オジさんのラーメン食べましょうね!」


「ぅん!」




・・こうして再び僕達は別れた



一時はどうなる事かと思ったが、紆余曲折を経な
がらもレナに少しでも笑顔が戻ったのは僕にとっ
ては凄く大きい事だった・・。



その安心感のせいか新幹線ではほとんどの時間を
睡眠に費やしていたような気がする。



東京に戻ったら・・今度はレナさんを僕が支え
るために頑張らなくてはいけない、この事業は
必ず成功させる・・!



僕は改めて強い決意を胸に秘めながら地元へと
戻って行ったのだった・・



だがここから僕にとって悲しい時間が始まって
しまう事を当時の僕は知る由も無かったのであ
る・・。



(続きは次回♪)

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