ポタッ・・ポタッ・・
僕の背中を伝って地面に雫が落ちている・・
「うぅ・・つ、冷たい・・」
僕にはもう後ろから襲って来た人物が誰か分か
っている・・
「レナさん・・ペットボトルから水漏れてません??」
僕は後ろを振り向かずに話しかける・・
「えぇーーーーー何でレナって分かったのぉ!?」
「あはは、僕はずっと一緒にいるんですよ、手と腕
だけ見れば分かります(笑)」
「なぁんだぁ・・」
「いえそれよりも・・水が冷たいんですけど・・」
「あぁーーバックがびしょびしょだぁ・・!」
どうやらレナは僕を驚かそうと後ろから突っ込ん
で来た際にカバンの中にあったペットボトルの
キャップが外れてしまったらしい・・
そして見事にカバンを浸水し、押しつけられた僕
の背中の方向へと水が湧いていたのだ・・。
「ゴメンねカイちゃん・・」
「いえ良いんですよ、どうせこれからお風呂に入る
んですから(^^)
それよりも今日帰ってきたんですか・・?言って
くれれば迎えに行きましたのに・・」
「ぅん、でもカイちゃん忙しいかなと思って・・」
「そうですか・・でも無事で何よりです、じゃあ
家に入りましょうか、早くカバンも乾かさないと・・」
「ぅん♪」
久しぶりだったがやはりレナの笑顔は人を元気に
させる力がある・・僕は今日の疲れなどどこかに
ぶっ飛んでいた・・。
「お母さんとはゆっくりお話出来たんですか?」
僕は家に入り落ち着いた所で話し出す
「・・ぅん」
あれ・・あまり反応が良く無い・・
「それよりもカイちゃんの方はどぅなの?♪」
「あ、そうそう聞いて下さいよ!やっとお店の
場所が決まったんですよ!」
「えー凄ぉい!ドコドコ??」
・・こうしてその夜はほとんど僕が話をする形
で何時間も話し合った・・
だがこの夜がレナと楽しく長時間会話を交わす
最後の時になろうとは思わなかった・・。
今思い返してみれば時々レナが寂しそうな顔を
していたようにも思う・・。
しかしお店の開店準備が整いつつあり、これか
らレナさんを自分が支えるんだと意気込んでい
た僕にはそれに気付く余裕も無かったのかも知
れない・・。
・・
・・
そして翌日
明け方まで話し込んでしまい僕は昼近くまで眠
りこんでしまっていた、レナの姿ももう無い・・。
(しまった・・早くお店の方に行かないと・・
大工さん1人に作業をさせてしまう事になる)
僕は起き上がろうとしたのだが、よく見ると目の
前に手紙が置いてある・・
(あれ、レナさんの手紙かな・・)
僕は軽い気持ちで中を開いてみたのだが・・
(続きは次回♪)
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コメント
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宮地です(^^)
こんにちは、宮地海です(^^)
いえいえそんな事はありませんよ、mixiの会員数は
1500万人もいますしミクラブはまだ500本も売れ
ていません・・
男女比が半分としても僕の戦術を駆使しているのは
わずか0.00006%・・ですので戦術がmixi全体に
浸透すると言う事はあり得ません、そこまで達するに
は最低でも50万本は売れないと・・(汗)
という事ですのでその点のご心配は大丈夫ですよ、
ミクラブにご参加される日を楽しみにお待ちしており
ます(^^)
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