では今日は「やってはいけない会話」と言う事
を書きたいと思うのですが、人と友好関係を結ぶ
にはノンバーバルコミュニケーションを徹底的に
磨く事が最優先というお話を以前に書きましたが
、逆にやってはいけない「地雷会話」と言う物も
多数存在します。


今日はその地雷会話の１つをご紹介しようと思う
のですが、結論から言いますと

「相手の好きな事、趣味、人を否定する事」

になります。

こうして文章に書くと「そんな事しないよ」と
言う人も多いと思うのですが、実際に現実では
これに似た会話をしてしまう人が非常に多く
いるなと感じます・・。

例えば

「最近ゴルフにハマってて休みの日は友達と一緒
に行ったりするんですよ、晴れてる日なんかは最高
に気持ち良いですよー」

「そうなんですかー、でもゴルフって会員権とか
もそうですしクラブとかもバカ高くてお金持ちの
遊びって言うイメージがあるんですよね。それに
１回１回のインターバルも長いし、ちょっと苦手
なんですよ・・」

なんてのは論外ですし、

「そうなんですねー、僕はゴルフは全然分からない
んですけどサッカーならよくやりますよ。楽しいし
ダイエットにもなるのでオススメです♪」

のような返しもダメです（汗）

こういう会話って結構日常で見られると思います
が、これも「軽い否定」になります。別にゴルフ
を直接批判している訳ではありませんが、暗に
サッカーの方が良いと言っているのと同じ事です
よね。

ですので、ここの会話の正解は例えゴルフの事が
嫌いであろうが興味が無かろうが

「そうなんですね！自分はゴルフはやった事
ないんですけど良いショットが打てた時とか
凄く気持ち良さそうですよね(^^)どの辺りに
ゴルフ場ってあるんですか？？」

のように興味を持ちつつ、相手にゴルフの話を
展開して貰うように繋げるのが人間力の高い会話
だと思います。相手が自分の趣味を話し出したと
言う事は＝その事について話したいと言う意思の
表れでもありますからね(^^)

他の例で言いますと、例えば彼氏が構ってくれない
等で愚痴的な相談を受けているとします。しかし
その時も

「彼って最悪な人だねー、俺だったら○○するのに」

こういう事を言ってはいけません・・。

いくら悪口を言っていても、その子からすればまだ
大好きな彼氏なのです。その人格を否定するとカチン
と来て「そこまで言わなくて良いじゃん」と言う風に
今度は逆に彼の擁護をしながら話す展開になります（汗）

ですから友好関係を結びたいと思っている相手には
趣味や好きな人の事は「否定しない」と言うのが
最低のルールだと思います。

こういう会話を簡単にしてしまう人は「思考の軸」
と言うのが固まり過ぎている人です。別の言い方で
すと「自分の判断や価値観が概ね正しい」と思って
いる人ですね。

もしくは「物事に対する興味が薄い」と言うのも
原因の１つです。会話の達人である友人のタカ君
も言っていますが、会話が上手くなるにはあらゆる
物事に興味を持つ事が大事です。

極端な例で言えば「なぜテキーラはテキーラと言う
名前が付いているんだろう」と言うような事ですね。
テキーラも調べると原材料は「竜舌蘭」と言う物
なのですが、なかなか面白いですよ(^^)

まぁこれは極端な例でしたが、物事への興味が
高まると会話のネタも増えますし、相手に話さ
せる会話展開が自然に上手くなるのは間違い
ありません。

・・でも本当はこういう事は「意識しないで
自然に出来る人」が最強なんですよね・・。

性格なのか子供の頃の両親の教育なのかは分かり
ませんが、いつも目を輝かせて人の話を聞ける人
は本当に凄いと自分はいつも尊敬しています。

ちょっとまた話が逸れましたが「相手の趣味や
好きな物事を否定しない」と言うのは友好関係を
結ぶ上での絶対的ルールなので、今日はこれに
ついて書いてみました(^^)